2015年3月20日金曜日

聖ヨセフの祭日が来たからには、カシアノ修道士を

聖ヨセフと言えば、カシアノ修道士。カシアノさんと言えば、聖ヨセフ。聖ヨセフの祭日が来たからには、カシアノさんのことを書かせてください。カシアノ修道士は、5年間、コルベ神父と生活を共にしている。コルベ神父といっしょに生活し、霊的にも高められた。慰め、励まされる。入会の日から、生涯、炊事係だった。戦争中、聖母の騎士へ半年ほど手伝いにきたが、昼食を出してくれたのが、カシアノさんの「わかめのミソ汁」で、そのとき覚えてもらった。★カシアノさんの印象は、聖堂で熱心に祈る姿。ひげが濃い。顔の表情も聖ヨセフを思わせた。亡くなった日も普通にポーランド修道者たちの夕食を作り、勤めを果たし終えて、司祭に告白して、自分のベッドに横になり、聖体を受けて、その夜、聖ヨセフに迎えられて、安らかに天国へ旅立った。享年85。亡くなって、28年になる。★カシアノ修道士は書き残している。「よく「正直者は損をする」と言われる。その反対に「正直者の頭べに神宿る」とも言う。一般の人が使うのは、前者です。聖ヨセフは聖書にもあるように、義人であり、正直者でした。腹黒いヘロデ王に比べて、貧しい大工でした。やはり損したかも知れない。しかし、それは見た目のことで、生活の中で、大きな宝「神」を所有していたのが聖ヨセフでした」★カシアノさんは炊事場に居りながら、1冊の本を出した。1958年発行の「聖ヨセフの月」である。聖ヨセフに祈れば、必ず聞き入れられる。ぜひ、読んでみられては、いかがでしょうか。改装版、同じ内容で、「聖ヨセフに祈る」(聖母文庫)

5 件のコメント:

  1. トマ様、 日常の営みの中で祈っています。 カシアノ修道士について、 登明通信 2010ー 10 にお書きになっていらっしゃいますね。 又 拝読しました。

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  2. 白黒写真のカシアノ修道士さまの穏やかな微笑みに惹かれます。異国の食事はお口に合わないこともおありだったことでしょう。生涯炊事係りで亡くなられる日の夜まで努められた・・・。聖母文庫の「聖ヨセフに祈る」を注文したいと思います。

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  3. Kokoさま、2010年10月の投稿をよく探されましたね。私はそこにたどりつけません。教えてくださいませんか。

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  4. 小崎登明の部屋を(safari)探し、左上に 10. 登明通信と欄があります。聖母の騎士誌です。2012. -01 みどり様のお記事ですよ。今 ご本を 送って頂いていますが 始めてトマ様にお会いして この騎士誌を 2009 ー07から iphoneで一度に 拝読しました。祈りを 、長崎の歴史を、自分の生活に重ねて 特に 外出先で 何度も拝読していました。動画あり、いろんなお写真あり、 コルベ神父様のお写真も 此処から コピーして アメリカの友人達に 差し上げました。

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    1. いろんな情報が 書かれていますので エスペランザさんにスペイン後、こちらの友人達、主人に英語と 訳をみましたら、残念ながら 読めませんでした。 主人が 機械が訳していると笑ってましたが 本当に残念です。

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